富士高砂酒造(株)蔵見学

平成20年、高砂酒造が蔵を改装して、見学できるようになりました。

一般に先駆けて蔵見学に行ってきました。

高砂酒造入り口にかかっている看板。

木でできた看板は良いですねえ。

店頭の横に駐車場が新設され、蔵も綺麗にお化粧して見学できるようになりました。

蔵の正面で、一つ扉を開けて、もう一つ開けると蔵の内部になります。
入ってすぐに、案内パンフレットや昔使用していた酒道具が展示してあり、その奥には酒のタンクが並んでいます。

 

槽場はお酒を搾るところ。

大きなアコーディオンのようなところにお酒を入れて、圧力を加えてお酒を搾り出す機械です。

左の画像はお酒を袋に入れて吊るして、圧力をかけないでお酒を滴りだして取り出すものです。高品質のお酒に使います。

こちらは高砂のお酒の仕込み水です。

富士山の地下水を井戸よりくみ上げています。

敷地の中を、とっても冷たい富士山の伏流水が。いきおい良く流れています。

別の建物のタンクです。

中では醗酵が進んで白い泡が盛り上がっていました。

こちらは山廃専用の仕込み蔵。

左の二階の奥で、蔵についている自然の酵母菌を使うので立ち入ることはできません。

こちらもお酒のタンクが入っている蔵ですが、名前を見てどうして「薬師蔵?」と疑問に思うことでしょう。

蔵に入ると酒のタンクが並び、その奥に二階にあがる階段があります。

階段を上がると、現れるのが薬師如来を祭ってあるお堂が目に入ります。

この薬師像は富士山信仰で山頂などに祭られていたものをこちらの蔵に安置したそうです。

静粛な酒を醸す蔵の中に薬師像が静かに祭られているとなにか神秘さを感じます。

 

 

 

 

HOME

高砂酒造